LMS Maker(エルエムエスメーカー)は、誰でも簡単にはじめられるイベントセミナー予約と動画コンテンツセミナー、オンライン試験が搭載された学習管理システム(LMS:ラーニングマネージメントシステム)です。この記事では、LMS Makerの世界観をご説明するとともに、利用メリットやケース事例についてご案内していきます。

LMS Maker(エルエムエスメーカー)とは?

LMS Maker(エルエムエスメーカー)は、講師、認定資格講座、学校などで独自のオンラインコースやセミナーなどのウェブサイトを作成および管理するための、多目的かつ高品質な 学習管理システムです。

学習管理システムのことを、ラーニングマネージメントシステムともいい、その頭文字を取ったLMSと、それらが簡単に構築できるクラウドサービスであることからMakerというキーワードを組み合わせてネーミングされています。

簡単にオンラインコース紹介ページを作成したり、イベント・セミナーの募集ページを作成し、コース受講やセミナー申込みの募集や決済(クレジット決済)、会員登録を行うことが可能です。

LMS Makerは海外のWordPressテーマをベースに、日本語ローカライズやカスタマイズを行って作られているため、コーディングに関する知識をあまり必要とせず、管理サイト内の設定や登録、画像やテキストの差替えなどを中心にサイトを作り上げることが可能です。必要と思われる機能を全て搭載した最高の教育用Webサイトとして、最高のコンバージョン率を実現するためにUdemyライクなUIで使いやすく設計されたクラウドサービスです。

LMS Makerの特長とメリット

LMS Makerの特長を一つ挙げるとすれば、会員登録制で会員管理の仕組みがあり、会員にイベントセミナーの予約申込と、動画セミナー視聴申込の両方を、クレジットカード決済またはご指定の決済方法で申込受付できることです。

ログイン画面

さらには、動画視聴の後やセミナーの最後に講座の認定試験を実施して、合格者には認定証や合格証を発行して、資格認定制度を作ったり、社内教育制度などで課す試験に利用したり、セミナーの受講者に対して行う試験をオンライン上で行うことが出来る点も、メリットとしてあげられます。

またLMS MakerはWordPressのテーマであるため、ブログ機能が標準装備されており、ジェットパックなどのプラグインを追加すれば、InstagramやTwitter、Facebookに更新情報を流したり、Youtubeの動画をブログ掲載したり、いろいろな告知に活用することが出来ます。

Udemyなどは、講座紹介ページからお申込みをして、視聴ページで視聴している生徒と、講座の講師との間でコミュニケーションをするための質問掲示板が用意されていて、講座でよくわからなかった点を聞ける仕組みがあり、そうした点が意外と好評ですが、そうした機能もLMS Makerは用意されています。

LMS Makerの活用事例

百聞は一見にしかずなので、ここで実際にLMS Makerのサイト構築事例をいくつかご紹介したいと思います。

OHSAD Akademi
http://www.ohsadakademi.org/
数百のカテゴリ、数十人の専門家による医療系のオンライントレーニングを提供

KURSUS ONLINE JAHITAN & SULAMAN
https://akademi2u.com/
縫製、刺繍、創造的な工芸に関する幅広いトピックをカバーするオンラインコース

人工知能と拡張現実トレーニング
http://www.arduinostartups.com/
YOLOという高速なリアルタイムマルチオブジェクト検出アルゴリズムのEラーニングサイト

Kevin Farias
https://kevinfarias.com/
アニメーターのための2D描写のオンラインアートコース

 

LMS Makerはイベントセミナーと動画配信セミナーの両方ができるため、イベント中心派と動画配信中心派に分かれるところがあり、事例はそれぞれの事例になりますが、詳しく見てもらえると、両方掲載されていたりします。

このような展開を一つのオリジナルドメイン内で全て出来てしまうのがとても便利でいいですね。

学習ビジネスの顧客獲得から資格認定までの流れ

これらの機能を知るに連れ、LMS Makerが学習ビジネスの全てを一元化していることに気づいた人も多いのではないでしょうか?

ブログで情報配信することでSNSにも拡散して興味を持ってくれた人に告知したり、ブログ記事によるコンテンツマーケティングによるSEO対策などで、受講生になってくれそうな人への集客を実施。

無料会員登録してもらうとともに、エントランスは無料動画配信で講座紹介を行ったり、お試しの入門セミナーを安価に提供して、講座の世界観に興味を持ってもらったら、実践編講座を提供したり、イベントセミナーを開催して予約申込を受け付けます。

受講者を対象に、掲示板で質問を受け付けたり、講座の内容についてサポートしたり、そうしたコミュニケーションを通じて、生徒は安心して先に進んできます。

受講生は大抵「資格」目当てであることが多く、〇〇〇協会の認定資格を取得することや、社内認定試験に合格するために講座やセミナーを受講するわけですから、一般的には講座の最後に認定試験を受験してもらうことが多く、オンライン試験を実施。試験の点数が合格ラインに達していれば、合格証明書を発行し、もし不合格であれば再受験の案内を行います。

またオンライン試験(ペーパーテスト)合格者には、実技試験の案内を行って、イベントセミナーと同じように、予約申込をしてもらう。

こうした一連の流れが、たった一つのウェブサイトで会員管理を一元化して、全て出来てしまうのがLMS Makerの凄いところです。

学習ビジネスの全てを一元化できるメリット

意外とこうした全部入り、つまり一元化されているクラウドサービスというものはなく、ブログはアメブロを使ったり、動画コンテンツセミナーやオンライン学習コースはYoutubeかvimeo、またはTeachbleなど、イベントセミナー予約は無料フォームで受け付けたり、SimplyBook.meなどの予約クラウドの利用、オンライン試験は学習管理システム、合格証明書の発行は手動対応...一般的にはこのような形で一つ一つサービスを見繕っているのが現状ではないかと思います。

システムが一元化していないと、どういう事が起きるかというと、お客様にいちいち追加で会員登録を行ってもらう必要があることや、運営者自身もそれぞれのクラウドシステムで会員管理して照合したり、場合によってはExcelで集計表を作って会員データを管理したりと、大切な個人データであるにも関わらず、意外と煩雑な事務処理を必要とするため、情報流失の危険性も増すでしょう。

また実際にサイト運営されている方にはよく分かると思いますが、サービスごとにいちいち会員登録を追加でしてもらうことは、意外とハードルが高いことで、決済を行う場合などは特にコンバージョン率がかなり落ちます。

同じセミナー内容を動画配信(動画コンテンツセミナー)でも、イベントセミナー(対面型の教室でのセミナー)でも受けたいというニーズはかなりあり、しかしながらそれをいちいち別々のシステムに登録するのはとても面倒ですし、クレジットカード情報を都度登録ということに抵抗感があるお客様も多いはず。サイト上のUIやUXをかなりうまく作り込んでいたとしても、最後の最後に別サイトでお申込みとなったらお申込みを辞めてしまう人も少なくないわけです。

LMS Mekerは、一度会員登録してもらいさえすれば、会員向けサービスとして、イベントセミナーの予約申込もスマホやPCで受講できる動画コンテンツセミナーの視聴申込も同じようにお申込み決済できますし、オンライン試験、認定試験受験も同じようにお申込み決済ができるので、ユーザーにとっても運営者にとっても全て同じサイト内で「一元化」できるため、本当の意味でもっともスムーズな学習管理が実現できるシステムと言えるのです。

インテグレート(統合)が自由自在

ただしいくつか不足していると思われる機能もあります。それらはトッピングの必要があるのですが、ワードプレスのプラグインが搭載されているシステムであれば、簡単にインテグレート(クラウドサービス同士を統合したり、機能を追加するという意味です。)することが出来ます。

日本のSaaS型システム(クラウドサービス)の場合、この辺りの配慮にかけるケースが多く、また自分たちの提供するシステムだけで囲いたいというメンタリティもあり、インテグレートが非常に面倒なケースを多く見受けますが、LMS Mekerはベースがワードプレスで作られているため、本当にあっさりと統合できることも、メリットの一つかと思います。

例えば、挙げるとすると以下のような機能を追加することが出来ます。(基本的に無料のものが多いのですが、有料サービスを追加することも勿論可能です。)

Googleアナリティクス
サイトの無料アクセス解析ツール、サーチコンソールとの連携も可能。

UserHeat
無料のヒートマップ解析ツール。ページのどこが見られ、クリックされているのかを見える化するツール。Googleアナリティクスやサーチコンソールとの連携も可能。

All in One SEO Packege
SEO内部対策やOGP設定のためのツール、ページごとにタイトルや説明文(Meta Descriptoin)を設定したり、SNSで紹介する際のページ名、説明文、画像などの設定(OGP設定といいます)が可能な無料ツール

これらは全て無料のツールで、簡単に設置が可能です。どれくらい簡単かというと、プラグインをインストールして、各ツールのアカウントIDを入力して保存するだけです。ですので、LMS Makerは上記3プラグインは標準装備されていて、各ツールサイトで取得したアカウントIDを管理画面から入力するだけ利用できるようになっています。

また有料サービスの場合は、メール配信システムなどが挙げられます。

例えば、会員に対してメール配信を行いたい場合です。LMS Mekerには会員登録時、予約申込時、受講申込時、試験の合否案内などで自動配信メールが配信される仕組みが装備されているため、手動で配信する必要があるシチュエーションはほとんどありませんが、キャンペーンのご案内だったり、年末年始のお休みやお盆休みのお知らせなど、全会員に一斉メール配信したい場合は、メール配信システムが必要になります。

クラレボでは、Mailer LiteやGet Responseなどの海外クラウドをお薦めしているのですが、近日に追加予定のMail Chimpや国内のメール配信システムでも、ワードプレスに連携が可能なクラウドサービスであれば連携が可能です。

継続課金が可能なクレジットカード決済

LMS Makerの決済方法は、クレジットカード決済でVisa、Master、JCB、AMEX、Dinnersなどを利用することが可能です。(※サイト開設前にサービス内容ページと特定商取引法の表記ページの情報を元にクレジットカード会社の審査が必要です。)

決済代行サービスは日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんがStripeを利用しています。Stripeは構内のクレジットカード会社のように初期費、月額利用費が一切無料となっており、決済成立時に3.6%の決済手数料がかかるのみです。定期課金の場合はオプション利用がかかるとかそうした隠れた手数料も一切ありません。1回課金のクレジットカード決済も継続課金のクレジットカード決済も、共に月額利用費がかからないため、シンプルに決済手数料の3.6%がかかるだけです。

このことは地味なことかもしれませんが、かなりのコストダウンにつながってくるとで、大抵のクレジットカード決済代行サービスでは、月額利用費を1回課金にも継続課金にもかけてくるため、15,000円/月~40,000円/月ぐらいのコストダウンが可能ということで、年間で考えると18万円~48万円の差が生まれますから、決して小さな数字ではないですね。

もっと言うと、LMS Makerの利用費はサーバー利用費もサーバーやクラウドサービスの保守費用も込みの料金ですから、継続的にかかる固定費はLMS Makerの月額利用費のみです。会員数も無制限ですし、講座数も無制限、かかるのは月額利用費のみです。国内の多くのクラウドシステムが結構オプションによる隠れた利用費が必要ですので、かなりのコストダウンになるはずです。それは比較してみればわかります。

また継続課金が可能なことも大きなメリットではないかと思います。サブスクリプション型のサービスが増えていますし、月額固定で利用し放題のサービスは、やはり利用者にとても好まれます。

オリジナルドメインでの運営

LMS Makerはオリジナルドメインで運営できるサービスです。お名前ドットコムやムームードメインなどで取得・管理しているドメインを設置して、自社オリジナルドメインを公式ウェブサイトとして割り当てることが可能です。

ドメインは、メインドメインでも、サブドメインでもどちらでも大丈夫ですので、例えば公式サイトで「https://オリジナルドメイン」を利用していて、オンラインスクールとして「https://school.オリジナルドメイン」で運営したいという場合も可能です。

Googleが全ページSSL化を推奨していますし、LMS Makerでも全ページSSL化が標準装備されています。無料オプションとして提供しており、こちらについては特にお手続き不要で、継続的にご利用いただけます。

またウェブサイトと同じドメインでGmail(Gsuite)を利用したいという場合にも対応しています。G Suite Basic プランか G Suite Business プランで、初年度の料金が 20% オフになるプロモーション コードを配布していますのでお申込み前にお申し付け下さい。

WordPressのリスクについて

最後にWordPressのリスクについて少し触れておきたいと思います。御存知の通りWordPressはオープンソースですので、無料で利用できるプログラムである一方で、保守管理は自分でやる必要があります。

マルウェア対策、ウィルス対策、スパム対策などもそうですし、何かあった場合のバックアップなどもそうです。

こうしたリスクを認識の上で、LMS Makerの場合、何かあれば監視システムが検知する仕組みや、ユーザーの操作などでファイルが失われてしまったとしても、一日前の状態には簡単に復元することが可能なバックアップシステムをデイリーで走らせ、高いセキュリティレベルのサーバーを構築しています。

LMS Makerの利用費の中にこれらの保守管理サポートが含まれているため、ユーザーが特別な施策を行う必要はありません。また何らかの原因でサーバーやシステムがダウンしてしまった場合は、緊急復旧サービスを優先的に受けられるようにしていますので、安心してご利用いただけます。

LMS Makerのお申込方法・利用方法

LMS Makerのお申込みはこちらから受け付けています。(ウェブサイトからのみ受け付けています。)

決済方法はクレジットカード決済で、VISA、Master、JCB、AMEX、Dinnersなどの主要カードの利用が可能です。

初回決済額は初期費用と月額利用費で、2回目以降は毎月月末に月額利用費が決済されます。(都度決済報告メールが送付されます。)

LMS Makerは、オリジナルドメイン(独自ドメイン)でご利用いただけるサービスとなっていますので、お申込後にスタッフよりご希望のドメインについてや各種の希望についてお伺いするメールが届きます。

日程的にはお申込みから5営業日ほどでドメイン設定を含めてアカウント発行を行っています。なおアカウント情報はEメールにてお送りしますので、ログイン後にパスワード変更をお願いしています。

各種オプションサービス

クラレボではLMS Makerの各種オプションサービスを提供しています。クラウドサービスのお申込時に同時にお申込みいただいてもいいですし、お申込み後にスタッフとご相談の上でお申込みいただくことも可能です。主なオプションサービスは以下の通りです。

初期セットアップ作業
トップページ、講座ページとイベントページ(合計3件まで)、会員登録ページなどの主要ページのデザイン、メール設定、決済設定など、サイト開設までの制作サービスを提供します。また運営方法をチャットや動画ミーティングなどでレクチャーします。(※納期は2週間~3週間)

講座紹介ページ制作
初期セットアップ作業に含まれる3件を越えた件数の講座の紹介ページを制作したい場合のオプションです。

メール配信システム設置
メール配信システム「mailer lite」を設置します。全会員向けの一斉メール配信や会員登録・商品決済後のステップメールをHTML形式で配信可能です。(配信方法などもレクチャーします。)

アクセス解析・管理ツール導入
開設するサイトに、無料ヒートマップツール「User Heat」、無料アクセス解析ツール「Google Analytics」、Google 検索順位を管理、改善するのに役立つ「Google Search Console」を設置する無料サービスです。(納期は1~2営業日)

サポートについて

スマホが繋がらなくては意味がないように、LMS系のクラウドサービスはサイトを公開して収益を上げられて初めて意味があるサービスと言えます。そうしたクライアントのサクセスにコミットすることが、クラウドサービスの本来のあり方と考え、様々な施策を通じてサポートする用意があります。

ナレッジ掲示板(質問掲示板)
クラレボ会員限定ですが会員は自由に質問や閲覧をすることができます。

動画配信講座
各機能やサービスの詳細を使い方レクチャー動画で紹介します。

日本語ヘルプデスク
平日10:30~17:30にチャットやEメールでお問わせを受け付けます

より円滑にサポートしていけるようサービスやコンテンツの充実を図っていく予定です。

LMS Makerはこれだけの機能を持つクラウドサービスですから、自信を持ってお薦めできます。協会ビジネスやスクールビジネスで必要となるほぼ全ての機能やサービスを兼ね備えているクラウドサービスですので、是非ご利用の検討をしていただければと思います。

近日中に具体的な利用方法についての記事をアップする予定ですので、その際に各サービスについての詳細はご案内していきます。